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2017'10.16 (Mon)

ありがとう、ベコ

ベコ、土曜日の朝に愛する妻大王ちゃんの元に旅立ちました。
8歳と10か月くらい。

1週間前よりも元気になり、体重は31g~31.5gのままでしたが、ご飯ももりもり食べていて、この状態なら大丈夫だろうこのまま回復するだろうと、朝起きてベコをチェックするのが怖くなくなってきた頃でした。
なので、正直驚きました。
次の火曜日にはふnこをクリニックに持って行って検査してもらって、お薬が必要なら貰ってくるつもりでした。

ベコは最後、私の手の中で逝きました。
穏やかな、この上なく穏やかな最期でした。
何羽も鳥さんを看取ってきましたが、これほど穏やかな最期は初めて見ました。
苦しむ素振りもせず、いつも通りの穏やかな表情で、体の力が抜けて足が伸びてもう駄目だろうと思って間もなく、私の顔をじっと見ながら、わずかに痙攣してゆっくりと目を閉じました。

そして、死に際まで、ベコは幸せだったのだと確信しました。
こんなに幸せそうな死に顔は、人間でも鳥でも初めて見たから。

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トリスに子供ができたので、これでベコがいなくなっても淋しくないから、自分はそろそろ大王ちゃんの元に行くべな、といった感じだったのかもしれません。
最後までどこまでも果てしなく優しい子でした。

10月初めにクリニックに連絡した時、無理やり連れて行かなくてよかった。
連れて行ったら入院になって、強制給餌になって、きっとクリニックで死んでしまっていたことでしょう。
やはり、ベコはちゃんと分かっていて、クリニックに行きたくなかったんだろうな。

精巣腫瘍と診断されてからおよそ3年半位でしょうか。
ですが、直接の死因は精巣腫瘍ではないと思います。
最近はお腹をチェックしても腫れもなく、もちろん腹水も溜まっていない状態でした。
ふnこの状態から、肝臓とか臓器の機能の低下かな、と。

腫瘍の治療の時にこれでもかというほど長期間、利尿剤や強肝剤や気管支拡張剤などを飲んだせいもあるかもしれません。
あんな小さな体に強い薬を……。
今になっては愚かなことをしたとは思いますが、あの時はそれしか方法がなかったので、後悔はしていません。

サプリや命の粟穂を食べ始めて、徐々に体の様子がよくなってきてから、思い切ってお薬は止めました。
体質改善が出来ていたのか、お薬を飲んでいた時は穿刺して腹水を抜いて貰っていたけれど、もうそれも1年半以上はしていませんでした。
腫瘍と仲よく共存できていたのだと思います。


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きっと、まだ生きられた。

でも、大王が来ていたんですよね。
しかも前日入り。
夕飯の支度をしている時に、鳥部屋の前を飛んでいるのをちらっと見てしまいました。

あんなにもはっきりと大王と認識したにも関らず、その時は「ああ、めずらしいな」くらいで、お迎えだとは露とも思いませんでした。

大王が迎えに来たのなら、行かなきゃね。
幸せそうな死に顔は、近くに大王がいてくれたからかも。
朝まで待ってくれたのは、今すぐ行くよって言う大王を説得してくれたからなのかな。

ありがとうベコ。
お疲れ様。
抱きしめて抱きしめて、ぐえっ、べっこ~、苦しいべな~、死ぬ。って言わせたいくらい愛してる。

だから、新しい旅立ちを、よかったねと言ってあげたい。

トリスとその子供を、大王と共に空の上から見守って下さい。
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「ままぁ。ごはん~」
「あのさぁ、明らかにぼくより大きいんだよね、ぼくの子」

しかも、もう一人でご飯が食べられるのに、トリスはまた甘やかし始めました。


北海道はそろそろ雪です。
安心してね、ベコ。雪が降る前に大王の隣に寝かせるから。

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